[ [ [ 封印後 ] ] ]
11話「ねりーちゃんの失敗」
12話「なぞなぞがいっぱい」
ちくわにされたのは予想外だったのですが、ネリーちゃんが唱えた呪文が上手く発動し、遠くの魔法の森が封印されたと予想して薄く笑う。
全てが終わったことに気が軽くなっています。
軽いのではなく、むしろ、虚ろというかなんというか。
憎い魔法の薬がこの世からなくなって、それと同時に彼は己の中の大事な目的が喪失する。
花びら舞い散る桜並木。その噎せ帰る様な色の溢れた様子に、軽い眩暈が襲う。
もう、仕事をしなくていい。
魔法の薬から解放される。
さあ、これからは全てが新しいんだ。
そう言い聞かせても何も気も晴れません。転がり出した石に、果てしない空虚感を抱えて仕事場へ戻ります。
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20話「まほうのもり」
魔法の森の異変を見に行ったついでに、ロジャーが動き出したことを知ります(ロジャーとゾロリの対決をこっそり見ている)。
なので、じゃあ妨害してやろうと軽い気持ちで決定。
一方この頃からどんどんお金が入ってくるようになります。
金儲けは最早呼吸するのと同じくらい自然になっているので、既に他の薬局から多量の魔法薬を買って在庫を蓄えておいたのです。契約の力関係が逆転し、嫌な相手とは契約を切ることが出来るようになってきます。
新店舗をいくつか開き儲けを拡大。
給料が増えて部下たちは喜びます。
この頃、ミリーさんがエージェントに就職。元々情報局の別部署にいたのですが、転職願いが叶いようやくエージェントになれるのです。
情報局の本部でダポンに出会ったり。
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24話「のろいの谷」
29話「ドラゴンぼくじょうのけっとう」
ドラゴンぼくじょうへ向かう道中、ネリーちゃんを見つけます。
話しているうちに、少女の悩みを聞き、彼女が他の魔法使いとは違うことを知って愕然とするのです。
どうしてこの子を選んでしまったのだろう。
―――と、初めてダポンは後悔します。
魔法使いだったら決して自分の所為とは思わないのに。
魔法使いだったら、こんな風に負い目を背負って自分の力で戻そうなんてするはずないのに。
魔法使いだったら魔法の薬なんてどうでもいいはずなのに。
そして、何があってもこの子だけには悪いことにならないよう、と心に決めます。何もかもに絶望していたダポンの最後の生きる理由になるのです。
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33話「なぞの大まねき猫」
国全体が混乱をきたしています。
儲かる一方で、ダポンは以前から契約していた先をどんどん断ります。店舗販売にのみ絞り、経営を拡大すると見せて縮小していく。そしてとうとう、情報局との契約を切る話を切り出します。
もう、情報局の要求する薬が用意できないと。
ロジャーにとっては寝耳に水。
ダポンは心底済まなさそうな表情を作って言うのです。
「これまでずっと情報局には良くして頂いて、そのご恩が返せないのが苦しくて。
うちの倉庫も薬がなくなってくるし、その、高くてよくないでしょう?
それに、魔法の国以外の他の店が出てきたようじゃないですか」
その話は保留にさせて、ロジャーは慌ててブルル公爵たちを調査します。
大招き猫やら変な存在を見て、情報を整理している間に、心当たりがあることに気がつくのです。
魔法の国で、森が封印されて儲かる人。
そして、自分に恨みがある人。
―――つまり。
ロジャーはようやくこの辺りになって、ダポンに疎まれているどころか嫌われていることを自覚し始めます。あんな怪我を負わせて許されるはずがない、と。謝ればいいとかそんな子供の理屈で済むはずがない。
一方ダポンは、部下に今までの礼だと多額給料を出す。部下たちは驚き、景気が良いと喜ぶ。
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39話「はんにんは誰だ」
40話「ダポン薬局のひみつ」
41話「ネリーちゃんを救え」
この後、ゾロリはダポンを救うことを決心。
一方情報局ではダポンが犯人であったことが確定し、情報局部では殺せとの指令が飛びます。が、それをロジャーが文句をつける。
「殺す必要はない」
彼に色々と知られては困ることをしていた人々は、殺せと強固に主張するのですが、エージェント組はロジャーに同調。エージェントは戦闘要員なので、ダポンの高品質な薬は仕事に必要なのです。てなわけで情報局部内で真っ二つ。
(ロジャーが『絶対に捕まえる』というのに固執する理由はつまり、『絶対に殺させたりしない』ということと同義)
頼って欲しい、なんとかして助けてあげたいというロジャーの気持ちと裏腹にダポンは前もって用意していたために捕まらない。
どころか、想像外の奇想天外な行動ばかりするのがダポンのです。
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ソースを気球で飛ばしたダポンの行動の意味不明さにに思い切り悩むロジャー&ミリー。
それはさておき、ダポンはさっさと自分勝手に計画を進行。それをゾロリにいちゃもんをつけられて、最後に殺されるという予定になっていた部分を変更します。
ミリーちゃんが良いならばそれが一番良い。
ゾロリ達を呼び出し、イシシとノシシ相手にわかり易く改心した様子を見せます。ネリーちゃんに伝えさせるためです。ゾロリもその計画を察して三文芝居に合わせます。
そういうわけで改心して捕まって話は終わり―――
と、なる予定だったのですが。
見ればちょうど良いところにエージェントの一群。渡りに船だなぁーくらいの気持ちで手を振ります。
ところが、振られた相手の方は平静じゃない。反省温泉でゾロリだけに電話をかけたことを知り、ロジャーは裏切られた気持ちになって怒り狂っているのです。
なんでゾロリを頼るんだ、お前は。
私が助けると、あれだけいったのに。ゾロリにだけは話して、自首しにきただと? ふざけるのも大概にしろ。
その憤りのままに罪人を詰る。
アドレナリンが許容量オーバーで排出されていたダポンは、その顔に昔の恐怖を完全に思い出します。
何をされるかわらかない。
痛いのは嫌だ。
痛みへの恐怖が引き金となり、彼はまた走り出してしまうのです。
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〔0.はじめに〕
〔1.学校時代〕
〔2.再会後1〕
〔再会後2〕
〔再会後3〕
〔再会後4〕
〔3.封印後〕
〔4.裁判前〕